Persistence pays off.

日々の生活の中で、思ったことや感じたことを気ままに書き記していこうと思っています。

人間関係の極意

人が悩む理由の9割は人間関係にある、と言われています。

人の判断基準は自らの価値観に基づいて行われていますから、価値観が人それぞれである以上、摩擦は避けられないものなのかも知れません。

しかし、最終的にトラブルに発展する時、私は一つの共通点があることに気づきました。

それは、相手を変えようと試みている、ということです。

それも、高圧的だったり、乱暴的にです。

 

こんな方法では相手は変えられないのです。

背景に圧力があることで、仕方なく聞くということはあるでしょう。

しかし、納得はしていません。ですので根本的な解決にはなり得ません。

 

ではどうすればいいのか。

 

相手を惚れさせて下さい。

人は、惚れた相手の言うことは喜んで聞くものです。

多少意に沿わないことであっても聞いてくれます。

その人間が好きだからです。

 

逆に、嫌いな人の言う事は聞きたくないものです。

高圧的だったり、暴力的な人間を好む人はまずいません。

なのに、そこらじゅうの会社で高圧的な指導が行われています。

結果、部下は離れていきます。

人手不足になります。

回りまわって、結局自分が大変になります。まさに因果応報です。

 

媚びを売ろうと言っているわけではありません。

そもそも、相手を尊敬させられる能力があるのか?ということです。

確かな能力があれば、人間関係において、尊敬され好かれることはあっても、バカにされたり軽んじられることはないでしょう。

軽んじられることがなければ、虚勢を張り威張る必要もないはずです。

威張る、ということは自信も能力もありません、と自分から言ってるようなものなのです。

 

能力がなければそれを自覚し、努力して能力を育てて下さい。

そうすることで人から尊敬されるようになり、この人のようになりたい、と好意を持たれることが多くなるでしょう。

こういう上司なら、部下も納得して従ってくれるのではないでしょうか。

長く勤めているからといって、能力のない人間を上にあげる年功序列などは最悪です。

能力の低い人間が上に立った時、その会社は必ず低迷します。優秀な人が辞めていく負の連鎖が始まっていくからです。

 

会社を例にしましたが、男女関係でも、親子供の関係でも全部同じです。

人間関係の極意とは、好かれること、惚れさせること。

そのために日々の自己研鑽を惜しまないこと。

 

人の上に立つ人間だけでなく、すべての人間がそうありたいものですね(^^)

 

Hiro